日時: 11月26日(土)午後2時~4時
場所: 被災協・長崎原爆被災者協議会 地下講堂
(長崎市岡町8−20<平和公園横>)
講師: 高橋眞司さん(長崎大学元教授)
    「永井隆≪浦上燔祭説 批判≫への道すじ」
 参加費(資料代):500円(大学生以下は無料)事前予約不要

核兵器禁止条約が出来たものの、ロシアのプーチン大統領がウクライナを侵略し核兵器を使うと脅しています。

核兵器廃絶を訴えてきた被爆者の運動を引き継ぎ、今後も核なき世界を実現する
ために運動を続けていく必要があります。被爆者援護についても同じです。

国は、被爆者援護を、特別な健康上の配慮を必要とするために行うとしていて、原爆の被害を国が引き起こした戦争の結果だと責任を認めて補償する考えに立っていません。また、被爆者体験者や被爆二世は、援護の対象からはずされたままです。
 運動を引き継ぐためには、原爆が使われたことによって何が起きたのか、その中で被爆者はどのような運動を展開してきたのかを学ぶ必要があります。

そこで、長崎被災協=長崎原爆被災者協議会と長崎被災協・二世の会は、学習会「被爆者のあゆみを学ぼう」を始めることにしました。

最初の講師は、長崎大学元教授の高橋眞司さんです。原爆死とは何か、被爆者をどうとらえるかを深く考え、「長崎にあって哲学する」正・続・完の3冊の本を出版しています。
 高橋さんには、3回にわたって話していただく予定です。1回目は、「長崎にあって哲学する~三つの出会いを中心に」と題して、自らの活動を振ります。

2回目は、著書の中で、高橋さんは、被爆地長崎の代表的な人物として知られる永井隆博士の思想を㲉浦上燔祭説㲊と名付けて、批判しました。
「浦上燔祭説」とはいかなるものか?
そして、高橋 眞司さんはそれをどのように批判してきたか、その道筋をたどります。

▲10月29日の学習会