キューバでは、慢性的な物資不足にコロナ禍が追い打ちとなり、ミルクや医薬品などが不足しており、乳児・妊産婦死亡率の高まりが懸念されています。
大阪の大学で、同じゼミを卒業したOB・OGが中心となってはじめたプロジェクト団体umimiruにより、キューバの母子を支援するマタニティセットお届けプロジェクトが行われ、今年の2月にキューバを訪れ、物資を届けました。
その時に、キューバの小学生が折った折り鶴を託され、広島と長崎に届けることとなりました。広島では市内の本川小学校に7月28日に届け、長崎では7月30日に被災協講堂で、中井咲穂さんと川口愛莉さんから田中会長に手渡されました。
被災協からは、谷口稜曄さんの紙芝居「赤い背中」を横山副会長よりお二人にお渡ししました。お二人は、贈呈式の後、城臺美彌子さんの被爆体験を聴き、録画をされ、キューバの人たちに伝えたいと話していました。
▲折り鶴は左がキューバ国旗、右が日本国旗をイメージしています