みんなで伝えよう!戦争と原爆~あたりまえがなくなった日々~
被爆80年に向けた記念誌原稿募集について

長崎被災協では、被爆・終戦80周年に向けて記念誌の発行を計画しています。

例えば 次のような原稿を募集しております
書くことは無理だけど、話すことはできるよ…という方には聞き取りに伺います。

ヒバクシャからのメッセージ
原爆から79年もの時が過ぎました。
みなさんが直接次の世代に伝え、残すのに貴重な機会となると思います。
戦争や原爆を知らない世代で、核兵器をもつべきだ、
軍備を拡張していくべきだとの意見も出ております。

日本人は忘れやすい国民だ…ともいわれることもあります。
いざ戦争が起きると日常がなくなり、命の重みがなくなります。
みなさんの体験、ご両親の体験も含め伝えていきませんか、
次の世代へのメッセージを。

 

日本国憲法 戦後、国民主権、基本的人権の尊重、
平和主義の原則とする新しい憲法が公布されました。
1947年に発行された中学1年生用の教科書「あたらしい憲法のはなし」で
学んだ体験がある方はいらっしゃいませんか。

 

被爆・戦争体験、戦中・戦後の暮らし
戦時中、終戦後、多くの国民が大変な生活を強いられてきたことと思います。
ご両親からお聞きになったこと、ご自身で体験したこと。衣食住のこと。
かぼちゃやサツマイモはもう食べたくない…という方もいらっしゃると思います。
戦争は今当たり前にある日常、くらしを壊滅させてしまいます。
戦争を知らない世代は、そのことがわからない人もいると思います。
戦争の現実を伝えていきませんか。

 

平和運動へ参加された方と世界の人々との交流
1954年のビキニ被災より核兵器廃絶の運動が世界中に拡がりました。
長崎でも被爆者団体が誕生し、多くの市民とともに運動を行いました。
今も幅広い世代で平和を愛し、運動をされている方が多いと思います。

また、世界の各地で紛争と闘い、
市民のために活動をされていらっしゃる方がいらっしゃいます。
みなさんが様々な活動から得たもの、紛争や戦争の現実、
人々の実情や触れ合う中で感じておられることを伝えてみませんか。

※聞き書きなど、編集にご協力いただける方・グループも引き続き募集しています。

 

原稿は最大8,000字(400字×20枚)以内。
絵や短歌、俳句、写真などで参加も。