第2回 長崎被災協理事会
◆9月20日(金) 13:30~15:30 被災協講堂 理事12名・監事2名出席
話し合われた内容 日本被団協代表理事会について田中会長よりNPT再検討会議に児玉氏を派遣すること、80年の企画、記念の集いを検討していること、他の支援団体と厚労省前での集会を行うこと、活動維持基金を募集したが厳しい状況であり、協力していこうと呼びかけました。
3つのプロジェクトの進捗状況について、記念事業について溝浦理事と長野監事から、世界広報について横山副会長から報告を行いました。
記念誌は寄稿依頼者が固まってきつつある。9条の碑はデザインが決定したことを報告されました。
来年度の理事改選について、これからの被災協プロジェクトで話し合い、二世・三世、支援団体などからも理事会に入ってもらうなどを検討することとしました。
被爆80年声明について、特に起草委員会としては立ち上げず、理事の中で論議していく場を設けることとしました。
9条の碑の街頭宣伝は9月28日(土)13時30分より実施すること、・長崎市民平和大行進への参加呼びかけ、9条の碑建立のキックオフ集会として伊藤千尋さんの講演会を11月3日に行うので、多くの参加者を募っていこうと呼びかけました。
被災協への募金を改めて呼びかけていこうとみんなで確認をしました。
被爆・終戦80年に向けて、さまざまな取り組みを行っています
世界広報プロジェクトより
世界広報プロジェクトでは、被爆者からのメッセージや紙芝居などの動画をYouTubeチャンネルで発信し、外国語の字幕を付けるなどで海外の人々にも見ていだけるような取り組みを行っています。
今後、Instagram等も検討し、発信を行ってまいります。みなさんも被災協Youtubeの動画をごらんいただき、チャンネルご登録をお願いいたします。
↑スマートフォンのカメラを向けると下にオレンジ色でYOUTUBEとでますのでそれを押すと被災協の動画チャンネルへ
・被爆者からのメッセージ
撮影・編集・英訳のボランティアを引き続き募集します。わかりやすいタイトルに変更を検討します
・紙芝居・マンガ動画
救護被爆のものを作成中、救護者がどのようにして被爆したかの説明は、紙芝居の制作者に決めてもらう。
その他 「映像で知る長崎の原爆被害」「被爆やその後の被爆者の生活がわかるモノで伝える」を撮影します。
↑長崎被災協のYouTube
多くの動画を視聴できます。
記念事業プロジェクトより
長崎に「9条の碑」を建立しよう 活動
9条の碑デザインが決まりました
台座に9条の条文、伸びた手と手のひらが青く美しく輝く地球を支えているというデザインです
デザイン決定~原爆で多くの生徒を失った歴史のある長崎工業高校の生徒さんにデザインを募集したところ、300点を超える案が集まり、その中の2つのデザインを合体させたものに決定しました。
9月28日(土)午後には、長崎市ハマクロス前で9条の碑建立の第一回の街頭募金をおこないました。今日の街頭募金には、被爆者、二世、9条の碑建立チームのメンバーなどの11名が参加、約二時間募金行動を行いました。一万三千円を越える募金が寄せられました。
全体的に、まだまだ関心は薄いかなという状況でしたが、未来への投資といい募金してくれた中学生や、平和のために募金しようかな、と言ってくれた高校生。ビラを受け取って読んでくれて、財布を開いてくれた若い女性などのドラマや対話もありました。
引き続き街頭募金を続けていきます。
被爆二世の会・長崎&諫早
長崎市役所で「原爆写真パネル展」開催
長崎市役所19階のギャラリーウォールをお借りして9月13日より24日の間開催。
来場者へ「来年は被爆80年。核兵器廃絶の運動、とりわけ核兵器禁止条約への参加を求める行動が大事。それには被爆の実相を広く知らせる行動を広く共同した取り組みにしたいと開催。応援したいと思っている方、ぜひ連絡ください。一人一人の行動が「核兵器のない世界へ」大きな力となります」と案内のしおりで呼びかけました。
最近発見された国連での山口仙二さんの演説原稿や原爆俳句も掲示。感想では「たまたま展望台で久しぶり写真を見ることが出来ました。」「この写真を世界の多くの人が見てほしい。」など寄せられました。
長崎に「9条の碑」を建立しよう!
伊藤千尋(ちひろ)さん講演会開催
「長崎から世界に9条を広めよう~憎しみの連鎖を断つために~」
◆11月3日(日)13:30~15:30 長崎被災協 地下講堂
改めて憲法9条について考えてみませんか。
元朝日新聞特派員、局長として世界各地を歴任。現在はフリーのジャーナリストとして活躍中の伊藤さんを長崎に迎えます。
詳細は↓
被爆80年記念誌 寄稿募集中!
記念誌に幅広い方からの原稿をいただいております。中にはご遺族の方からいただいた故人の体験談や、若い方からのメッセージなども寄せられています。みなさんの体験や次の世代へのメッセージ、 絵画や詩、短歌など、記念誌に寄稿されませんか。
若い世代へ平和への思いを伝えていきましょう。書くのが苦手という方には、聞き取りに伺います。
詳細は↓
被爆二世の会・諫早より
紙芝居制作の取り組み
79回目の長崎原爆の日。8月9日(月)午前9時に爆心地公園で、「長崎被災協・被爆二世の会・長崎」が9名の参加で献花式を行いました。
被災協の被爆80年プロジェクトと連携し、二世の会・諫早の総会でも確認し、会として取り組んでいます。
この被爆体験紙芝居は、被爆二世の会・諫早の平和学習時の教材として利用していき、髙屋会長をはじめ、8名の会員が携わっています。
故清水多喜男氏(前諫早市原爆被災者協議会会長)と氏原和雄氏(前長崎県被爆者手帳友愛会諫早事務局長)のお二人の被爆体験紙芝居を制作するにあたり、清水さんの紙芝居は、被爆証言のビデオを参考にして原稿を作成、氏原さんの紙芝居は、直接、ご自宅へお伺いして被爆体験の聞き取りをさせていただき原稿を作成しています。
それぞれ3名のグループで紙芝居の作成をしていますが、経過を、全員で共有するために、月に1度制作工程会議を行っています。両グループとも15カットで、現在5枚の絵が完成している状況です。
紙芝居は来年の2月末完成を目標に、メンバー一丸となって頑張っています。
9月の事務局
1 日(日) | 被爆二世の会・長崎 理事会 |
2 日(月) | ブルーブロンズストア話し合い(田中、柿田) |
6 日(金) | 9条の碑選考会 記念誌編集委員会 |
11 日(水)~ 12 日(木) |
日本被団協代表理事会(田中、横山) |
12 日(木) | 中央相談所委員会(横山) |
13 日(金)~ 24 日(火) |
二世の会・長崎「原爆と人間展」(長崎市役所19F) |
14 日(土) | 9条の碑最終選考委員会 香焼収容所慰霊式(田中、中元) |
20 日(金) | 長崎被災協三役会、理事会 |
24 日(火) | 平和公園問題市民連絡会(田中、溝浦) |
26 日(木) | 九ブロ代表者会議(田中、横山、柿田) |
27 日(金) | 世界広報プロジェクト会議 |
28 日(土) | 世界広報プロジェクト会議 |
10月の予定
2 日(水) | 平和公園問題市民連絡会 被爆遺構見学会 |
6 日(日) | 二世の会・長崎 理事会 |
9 日(水)~ 11 日(金) |
被団協全国都道府県代表者会議・中央行動 (田中、横山、溝浦、大宮、佐藤) |
11 日(金) | 二世の会・諫早集い |
16 日(水) | 記念事業プロジェクト会議 |
21 日(月) | 大村の集い |
22 日(火) | 記念誌編集委員会 世界広報プロジェクト会議 |
26 日(土) | 長崎市民平和大行進 |