長崎原爆青年乙女の会
前会長小峰秀孝さんを偲ぶ会が行われました

5月11日(日)14:30~16:00長崎被災協講堂

小峰秀孝さんを偲ぶ会には小峰さんと信仰のあった被爆者や二世、同級生や友人など約80名が集まり、思い出を語り合いました。参加者は濱谷正晴一橋大学名誉教授作成の小峰さんを偲ぶ動画を見て、改めて小峰さんの活動を偲びました。若い世代から南山高校演劇部の生徒が小峰さんの自伝を朗読しました。
小峰さんの長男・英裕さんの小学4年生の担任だった山川剛さんは、当時の思い出として、お父さん秀孝さんの被爆体験を英裕さんが作文に書いたことなどを語りました。
英裕さんは、秀孝さんが講話を始めた年齢と同じ50歳となり、自分も被爆二世として講話を行っていきたいと決意を述べました。漫画家の西岡由香さんは、小峰さんの漫画を万博の国連パビリオンで展示したことや小峰さんからいただいた言葉などをこれからも伝えていきたいと語りました。最後に皆で白いカーネーションを献花し、別れを惜しみました。

コチラから長崎被災協Youtubeをご覧になれます。


長崎原爆青年乙女の会 記念碑のつどい
5月11日(日)13~14時

1956年5月に誕生した長崎原爆青年乙女の会は、長崎の被爆者運動の原動力として核兵器廃絶と被爆者援護を訴え続けてきました。日本被団協のノーベル平和賞受賞の理由になった「核のタブー」を作る大きな役割となりました。
「平和の願いを後世へ」記念碑は1996年に建立、2022年以降、次の世代へも思いを引き継いでもらおうと、つどいを行っています。今回は長崎北高校、南山高校、純心高校の生徒も参加、長崎青年乙女の会発行の「もういやだ」から被爆体験を朗読、感じたことを発表しました。長崎青年乙女会の横山会長は碑文を読み上げ、今後も若い人達の力を借りていきたいと呼びかけました。


田中会長 沖縄全戦没者追悼式に参加

沖縄県より日本被団協に申し入れがあり、6月23日の「慰霊の日」の沖縄県主催の「戦後80年沖縄全戦没者追悼式」に田中重光代表委員が参列し、翌24日に行われるシンポジウム「戦後80周年の沖縄から国際平和を考える」に出席し講演を行うこととなりました。シンポジウムには国連事務次長の中満泉さんも登壇されます。
なお、シンポジウムのオンライン配信も行なわれますので、ぜひご覧いただけたらと思います。

シンポジウム
「戦後80周年の沖縄から国際平和を考える」
6月24日(火)18:00~20:30
那覇市タイムスホール
youtubeでのオンライン配信が行われます。(事前申込不要)

詳しくはコチラから

 


被団協新聞長崎版 今回500号発行に

長崎被災協の活動や核廃絶や平和への思いを伝え続け41年半、「被団協新聞・長崎版」は、1983年12月に第1号を発行して以来、ついに今月号で500号を迎えることが出来ました。これも会員の皆様の支えがあってこそとなります。感謝いたします。
過去の長崎版はコチラからご覧いただけます。


故清水多喜男さん 紙芝居完成披露

被爆二世の会・諫早では、昨年4月から二つの紙芝居を11名の会員で制作、二つ目となる (故)清水多喜男氏(諫早原爆被災者協議会 前会長)の被爆体験を題材にした紙芝居「百日紅公園の慰霊の碑 清水多喜男の想い」が完成、5月10日(土)13:30より高城会館にて披露しました。
清水さんのご遺族も参加され、長女の鳥巣さんは「父が原爆の話をしてくれたのは80歳過ぎ、今後学童の子どもたちにも話していきたい」清水さんの妹さんは「紙芝居で兄との思い出がよみがえってきました。改めて原爆の恐ろしさを感じる事ができる時間」と感想を述べました。
約1年をかけて、2つの救護被爆体験の紙芝居が完成しました。絵は各担当者が一生懸命、当時の状況等を確認し想いながら描き、セリフは一月に1回参加できるメンバーが集まり、意見を出し合い完成する事ができました。被爆体験された清水さんと氏原さんの想いと会の皆さんの想いも入った紙芝居になったのではないかと思います。

(二世の会・諫早事務局長/大宮美喜夫)


百日紅公園 清掃作業

6月1日(日) 8:00~11:00

諫早市天満町の百日紅公園は、救援列車で運ばれ、亡くなられた400から500人ともいわれる被爆者を火葬した場所となります。当時、多くの市民が救護に携わっています。二世の会・諫早では後世にこの記憶をつなげていこうと2016年より年2回清掃活動を行っています。今回は被爆二世や市民、諫早子ども劇場の方や鎮西大学の学生、V・ファーレン長崎の方総勢39名が参加し、草刈りなどの清掃活動を行いました。
原爆は悪魔の兵器だという事を忘れないために、二度と核兵器を人類に対して使用する事が無いようにするためにも、地域だけに留まらず、世界の多くの方々に、この場所で起こった史実について知っていただけるように、今後、取り組んでいきたいと思いました。
(二世の会・諫早事務局長/大宮美喜夫)


5月の事務局

1日(水) メーデー
3日(土) 9条の碑街頭宣伝
8日(木) 沖縄県職員来訪(田中)
記念誌編集委員会
10日 (土) 二世の会・諫早 故清水多喜男氏紙芝居披露
11日 (日) 原爆青年乙女の会 記念碑つどい
小峰秀孝さんを偲ぶ会
16日 (金) 三役会議 第6回理事会
19日 (月) 二世の会・長崎 記者会見
20日 (火) 世界広報プロジェクト
21日(水) 禁止条約の会・長崎事務局会議
25日(日) 被爆二世の会・長崎 総会
26日 (月) 日本被団協総会議案書検討会
30日 (金) 記念誌編集委員会
31日 (土) 核兵器禁止条約の会・長崎結成3周年の集い

 

6月の予定

1日 (日) 二世の会・諫早 百日紅公園清掃
二世の会・長崎 理事会
2日(月) 記念誌編集委員会
3日 (火) 9条の碑街頭宣伝
4日 (水) 長崎被災協会計監査(長野、石場、柿田)
7日 (土) 兵庫原水協講演(田中)
8日 (日) 兵庫民商総会(田中)
10日 (火) 禁止条約の会事務局会議
11日 (水) 三役会議(田中、横山、溝浦、柿田)
14日 (土) 鹿児島原水協講演(田中)・二世の会・長崎 浦上川花植え
原水協「生きていてよかった」上映会(横山/被災協講堂)
17日 (火) 日本被団協代表理事会(田中、横山)
18(水)~19(木) 日本被団協定期総会
(田中、横山、溝浦、柿田、大宮、佐藤(オブザーバー))
20(金) 日本被団協中央行動(横山、溝浦、柿田、佐藤)
21(土) 時津町被爆80年記念事業「平和を奏で・語り・伝える」(田中)
二世の会・諫早「2つの救護被爆体験紙芝居」諫早図書館
22(日)~24(火) 戦後80年沖縄全戦没者追悼式・シンポジウム(田中)
24(火) 世界広報プロジェクト
25(水) 長崎県生協連学習会(横山)
27(金) 第77回評議員会・第1回理事会
29(日) 佐賀母親大会(田中)