日本被団協の運動を支える「被爆者運動強化募金」を訴えます。 私たちの二大要求である「核兵器廃絶」と「原爆被害への国の償い」の実現は、喫緊の課題になっています。

日本被団協は、国際的に「核兵器の非人道性」を明らかにし、すべての国民にがまんを強いる「戦争犠牲受忍論」に抗い、原爆被害をはじめ、すべての戦争被害者への国の償いを実現する道筋を切り開いています。

昨年全世界に訴えた「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」は、1年余で約300万筆が集まり、自治体首長の賛同も700に迫って増え続けています。

私たち被爆者の「ふたたび被爆者をつくるな」の心からの叫びが国際社会を動かし、ついに国連会議で、核兵器禁止条約が成立する運びとなりました。

日本被団協の運動量はますます多くなり、行動の重要性は増しています。被団協運動を支えるため、より一層の募金の協力をお願いいたします。

2017年7月   日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)

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