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集会アピール

 核兵器禁止条約発効3周年のつどいに集まった私たちは、次のことをアピールします。

昨年11月27日から12月1日までニューヨークで第2回締約国会議が開催されました。会議には条約に参加する59の国と地域のほかに、オブザーバーとして35か国が参加し、アメリカの核の傘のもとにあるNATOの加盟国のドイツ、ノルウェー、ベルギーもオブザーバーとして議論に加わりました。また、122の市民団体も参加しました。しかし第1回に引き続き、今回も日本政府は参加しませんでした。

世界はロシアのウクライナ侵略と核威嚇に加えて、イスラエルのガザ攻撃という人道的危機の中にありますが、核兵器禁止条約を力にした世界の流れは引き続き発展しています。現在、条約に70カ国が批准し、署名国は93カ国となり、国連加盟国の半数に迫っています。この流れは「核兵器のない世界」をめざす大きな希望となっています。

私たちは、締約国会議にオブザーバーとしても参加しない日本政府に対して抗議し、一刻も早く核兵器禁止条約に署名し、批准するよう求めます。私たちは、日本国民そして世界の人々に核兵器禁止条約を広め、締約国会議の成果を知らせていく取り組みを、さらに強めていきます。

2024年1月22日

核兵器禁止条約の会・長崎

核兵器禁止条約発効3周年のつどい参加者一同


※日本被団協 核兵器禁止条約発効3周年にあたっての声明 こちら