長崎被災協 第5回理事会開催
■1月27日(金)13:30~15:30被災協講堂で開催
理事15名中10名出席、監事1名出席
・1月17・18日に行われた日本被団協の代表理事会の報告を田中会長より行いました。
今後の運動の課題として現行法の中での改善として家族介護手当の引き上げ、核兵器廃絶への運動、被爆者がいなくなったときをみすえた運動、G7広島サミットとG7長崎保健大臣会合に向けての行動などについて話し合われたことを報告しました。
・被災協一階テナントの件の状況について柿田事務局長より報告がありました。
・3月11・12日実施の「中央相談所講習会九州」講習会(福岡市で開催)の状況と参加呼びかけを行いました。
・賛助会員の拡大について、3月18日からの「被爆者のあゆみを学ぼう」学習会(※)、3月5日開催の渡辺千恵子さん没後30周年記念の集い(※)、3月19日の「二世運動を学ぼう」講演会開催(※)、嘉代子桜2本が城山小学校原爆殉難者慰霊会より寄贈され、植樹することが報告されました。
広島・長崎への原爆より10年、被爆者は国から放置されていました。被爆者は自ら立ち上がり、被爆者援護と核兵器廃絶に向けての運動が始まり、1957年に「原爆医療法」を実現させました。
今回より計3回の予定で、被災協の横山照子副会長を講師に被爆者運動を振り返り、先人たちの運動を学んでいきます。 (※会場ではマスク着用をお願いします。)
・「被爆体験を語り継ぐ会」での講話の様子をビデオ撮影し、18名の講話(故人を含め)の編集が終了したことが報告されました。確認を行った後、学校や団体などに有料での貸出、配信を行う予定です。
「被爆者のあゆみを学ぼう」学習会
■1月14日(土)14~16時 被災協二階会議室で開催
10月より高橋眞司先生(元長崎大学教授)を講師に実施された全3回の学習会ですが、最終回となる「核時代の平和責任―原爆と原発―」が開催され、被爆者や二世、市民29名が参加しました。
50基を超える原発を所有する日本は、2021年末時点で45.8トンものプルトニウムを保有する「プルトニウム超大国」と見なされており、「長崎原爆」5,500発以上の核弾頭をもつ核兵器国となりうることを意味していること、チェルノブイリ(チョルノービリ)と福島の原発事故について、「平和学の技法」として提起した「EEECC五項目(※)」などについて講演されました。高橋先生による学習会は今回で終え、次回以降は被爆者運動の歴史についての学習会を実施致します。
広島・長崎への原爆より10年、被爆者は国から放置されていました。被爆者は自ら立ち上がり、被爆者援護と核兵器廃絶に向けての運動が始まり、1957年に「原爆医療法」を実現させました。
今回より計3回の予定で、被災協の横山照子副会長を講師に被爆者運動を振り返り、先人たちの運動を学んでいきます。 (※会場ではマスク着用をお願いします。)
※平和学の技法――EEECC五項目
①Exposure (エクスポージャ)現場に行き、現場の風に吹かれる
②Encounter (エンカウンター)遭遇する(人や事件に面と向かい合う)
③Empathy (エンパシー)共感する、わが腸(はらわた)痛むまでに
④Composition (コンポジション)新しい概念を抱懐する(抱く)
⑤Collaboration (コラボレイション)他者と協働する(共に働く)
「核兵器禁止条約発効2周年のつどい~2023年をステップアップの年に~」開催
■1月22日(日)10:30~11:30 平和祈念像前で開催
主催:核兵器禁止条約の会・長崎
2021年1月22日に核兵器禁止条約が発効し2周年を迎えました。小雨の時折舞う中、約180名の市民が参加。2周年を祝い、禁止条約への熱い思いを共有しました。今回は若い世代を代表し2組が発言。
建交労の内田さんは「平和の声をここ長崎から届ける意味はある。未来を生きる子どもたちに平和を届けるには、今の若手労働者や高校生の皆さんの活躍があってこそ。条約を2歳3歳とすくすく育て平和を育てていきたい。」と発言しました。
高校生平和大使からは、「学校では『禁止条約?そんなのがあったんだ』という認識でしかなく平和活動がまだマイノリティ(少数派)なところだが、平和活動は当たり前となるようにしていきたい。」との発言がありました。
長崎を中心に活動されているMas(マス)たかゆきさん(上画像)が、オリジナル曲の「戦争反対OK」とジョン・レノンの「イマジン」を演奏。うたごえ協議会の皆さんは「折り鶴」などを合唱。音楽で2周年を盛り上げました。最後に集会アピールを採択し、「青い空は」をみんなで歌い、閉会となりました。
(核兵器禁止条約 署名:92か国・地域、批准:68か国・地域 2023.1.9現在)
「被爆者のあゆみを学ぼう」第4回学習会ご案内
被爆者援護の歴史① 立ち上がる被爆者
日時:3/18(土) 午後2時より
場所:長崎被災協 地下講堂
資料代:500円
広島・長崎への原爆より10年、被爆者は国から放置されていました。被爆者は自ら立ち上がり、被爆者援護と核兵器廃絶に向けての運動が始まり、1957年に「原爆医療法」を実現させました。
今回より計3回の予定で、被災協の横山照子副会長を講師に被爆者運動を振り返り、先人たちの運動を学んでいきます。 (※会場ではマスク着用をお願いします。)
被団協新聞購読者、賛助会員募集
長崎被災協では、被団協新聞購読者を募集しております。
購読料は年間2,000円、被爆者支援や核兵器廃絶に向けての運動などの情報をお届けいたしますので、ぜひ周りの方や団体へ呼びかけていただけないでしょうか。
また、長崎被災協を支えていただける方、団体に賛助会員になっていただくことをお願いしております。
年会費は一口5,000円(被団協新聞購読料込)となっております。
呼びかけへのご協力をおねがいいたします。
お問合せ・お申し込みは事務局まで
平和の願いを後世へ
長崎原爆青年乙女の会67周年・渡辺千恵子没後30周年・記念の集い
日時:2023年3月5日(日) 午後2時~4時
場所:被災協地下講堂
主催:長崎原爆青年乙女の会・長崎のうたごえ協議会(共催)
記念講演:長崎総合科学大学准教授 木永 勝也
お話:在りし日の渡辺千恵子さんを語る
(ジャーナリスト 関口 達夫)
お話:青年乙女の会と千恵子さん
(長崎被災協副会長 横山 照子)
渡辺千恵子 ビデオメッセージ
合唱と語りによる構成「平和の旅へ」
(演奏 平和の旅へ 合唱団)
参加費 無料
(※会場ではマスク着用をお願いします)
被爆二世運動を学ぼう
日時:3/19(日) 10時より12時
場所:長崎被災協 地下講堂
講師:森川(もりかわ)聖(せい)詩(し)氏
(神奈川県原爆被災者の会二世・三世支部 副支部長)
被爆二世健診がどのようにして始まったのか、その目的は何か、日本被団協が当初から求めていた「被爆者等援護法」の被爆二世、三世への医療保障などについて、これまでの二世に関わる運動の歴史をわかりやすく森川さんがお話しします。
質疑応答、意見交換の時間もありますので、ぜひ被爆二世の学習の場としてご参加ください。
1 月の事務局日誌
5 日(木) | 仕事始め |
6 日(金) | 新聞発送 |
13 日(金) | 禁止条約の会事務局会議 |
14 日(土) | 被爆者のあゆみを学ぼう 第3回学習会 |
16 日(火) ~ 17 日(水) |
日本被団協 代表理事会(田中、横山) |
18 日(木) | 日本被団協 中央相談所委員会(横山) |
22 日(日) | 核兵器禁止条約発効2周年のつどい |
24 日(火) | 平和の誓い代表者選定審査会(田中) |
27 日(金) | 第5回理事会 |
30 日(月) | 日本被団協起草委員会(オンライン・田中) |
2 月の予定
7 日(火) | 禁止条約の会事務局会議 |
8 日(水) | 新聞発送 |
13 日(月) | 日本被団協起草委員会(オンライン・田中) |
15 日(水) | 県知事要請(禁止条約の会/田中、柿田) |
17 日(金) | 嘉代子桜苗木植樹 |
21 日(火) | 核兵器禁止条約発効2周年のつどい |
27 日(月) | 日本被団協起草委員会(オンライン・田中) |
28 日(火) | 安保法制最終弁論(福岡高裁・田中) |