2019年10月9日発行の新聞『被団協』432号の内容をご紹介します。

ヒバクシャ国際署名 田上市長訴え 9 月 26 日 街宣

9月26日(木)16時~17時、月1回、定例の街頭宣伝を浜クロス前でおこないました。
9月26日は国連が提唱する「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」、久しぶりに長崎市長の田上富久氏が参加し、「核兵器廃絶のため署名に協力を」と市民に訴えました。
「市長さんが参加されている!!」と高校生たちも高齢の市民も市長へ駆け寄り、署名していました。被爆者5団体の各代表と、平和推進協の横瀬理事長、日本被団協の田中熙巳代表委員も飛び入りで参加しました。
うたごえ協議会の皆さんの平和の歌声の中、50名の参加で署名255筆が寄せられました。


ヒバクシャ国際署名 9月 28 日 結成 3 周年のつどい

9月28日(土)午前10時半より正午まで被災協地下講堂で「ヒバクシャ国際署名」をすすめる長崎県民の会結成3周年のつどいが開催され、100名が参加しました。
「核兵器禁止条約の批准国は32カ国になり、順調に進んでいるにもかかわらず、核保有国は核軍拡を進めるという危険な国際情勢です。だからこそ、被爆者の証言が重要になっている。」と朝長共同代表が挨拶しました。
「下平作江さんに聞く~被爆74年を生きて~」と題し、横山照子副会長、佐々木泰三事務局員がインタビューしながら話を聞きました。
親を亡くした幼い子どもたちが食べる物、着る物にも困る、悲惨な生活がひしひしと伝わってきました。その後の養父の被爆者運動を身近に見てきた下平さんは、国内外で核兵器廃絶を長年にわたって訴えられています。
最後に田中重光共同代表が緊急アピールを力強く読み上げました。会場の大きな拍手で、参加者たちは核兵器廃絶を実現するため頑張る決意を新たにしました。


 

ヒバクシャ国際署名9月20日現在
9月20日現在  全国で1,051万7,872筆に!
9月30日に中央連絡会が記者会見を開き、田中熙巳・日本被団協代表委員が発表しました。


「日本被団協九州ブロック相談事業講習会」 熊本で学び、交流しませんか。

日本被団協、中央相談所役員がお話しします。

とき 11 月 16 日(土)~ 17 日(日)
ところ 三井ガーデンホテル(熊本市中央区)
講演 『核兵器廃絶と被爆 75 年にむけた被団協の運動』
日本被団協
代表委員 田中熙巳 氏
『被爆者の相談活動についてー介護問題を中心に ー』
中央相談所
委員相談員 原 玲子氏
※夜は懇親会、そのあと二世の交流会もあります。
費 用 宿泊、懇親会等参加費  16,500円
高速バス代  6,000円

11/16 長崎駅前バスセンター 7:40 発 ⇒ 熊本バスセンター 11:17 着
11/17 熊本バスセンター 13:40 ⇒ 長崎駅前バスセンター 17:28 着
●2日目午前は熊本城などを観光します。

参加希望の方は095-844-0958へお電話ください。


ノーモアヒバクシャ原爆症認定訴訟

今年5月27日の長崎地裁で敗訴した3名のうち1名は長崎地裁で別のガンのため継続してたたかい、2名は福岡高裁で9月24日13時半より第1回口頭弁論が始まりました。
長崎から森内實理事、佐藤澄人評議員、佐々木泰三事務局員、橋本真紀氏(二世の会賛助会員)が参加し、福岡からは被団協はじめ4団体6名が参加し、傍聴しました。
次回は12月10日13時半で国側の答弁書に反論していく。そのために今は法律論と医学論を準備しているが、医学論が次回には間に合わないかもしれないとのことでした。
一審の長崎地裁に時間をかけたので、今回はそんなに時間はかからず、結審は春から夏頃だろうとのことでした。

(佐々木泰三)


ノーモアヒバクシャ原爆症認定訴訟
最高裁への手紙のお願い

長崎、広島、名古屋の原告が最高裁でたたかっています。最高裁では口頭弁論は開かれません。
裁判官に原爆の被害の実相をわかってもらうため、最高裁へ被爆者からの手紙を持って、日本被団協、原告団、弁護団が11月15日、一日も早い公正な判決を要請します。長崎から中村尚志弁護団事務局長と被災協の田中重光会長が参加します。
最高裁への手紙は10月末日まで、A4サイズ1枚程度に被爆体験や思いを書いて被災協へお送りください。


長崎市北部にお住いの被爆者の皆さんへ

昨年2回、長崎市北部にお住いの被爆者に集まっていただき、それぞれの被爆体験を出し合い、参加した二世も一緒に話を聞きました。 また皆さんで会いましょうということでしたので、今まで参加された方も、初めての方も、ぜひお集まりください。

とき 10月23日(水) 14時~16時
ところ 北公民館(チトセピア南棟3階)
第3研修室

被爆75周年記念誌・一言メッセージ

来年2020年は原爆が 投下されてから75年の節目に当たります。
原爆 そして敗戦、私たちはこの75年をどのように生きてきたか、私たちの思いを次の世代に残しましょう。
被災協では被爆体験や被爆者運動の記録などの証言集を、2020年8月9日に出版します。
今回、付録でハガキ(切手不要)を同封していますので、被爆体験、核兵器廃絶への思いなど一言メッセージをご記入の上、お送りください。
二世の方も二世としての思いをぜひ書いてください。

郵送、メール、FAX等でお送りください。


くらしを支える会からのお願い

高齢の 被爆者とその家族に寄り添い、日頃のくらしをお手伝いしようと、この秋スタートします。
空いている時間にお話し相手になったり、買い物の手伝いなどのご協力をお願いいたします。
活動会員にぜひご登録ください。今回、付録で登録用紙を同封していますので、FAXでお送りください。

 

活動会員 利用会員

郵送、メール、FAX等でお送りください。


事務局日誌 9月

9日(月)新聞発送、 日本被団協・二世委員会(柿田)

10日(火)~ 11 日(水)日本被団協代表理事会(田中)

13日(金)三役会議

14日(土)香焼・福岡捕虜収容所慰霊式(田中)

16日(月)ノーモア訴訟全国会議(柿田、佐々木)
フランス人カメラマン取材(森内、田中や)

18日(水)九ブロ代表者会議(田中、横山、柿田)

19日(木)国際署名事務局会議

24日(火)ノーモア訴訟福岡高裁(森内、佐藤、佐々木、橋本)

26日(木)国際署名街宣

27日(金)アースキャラバン「希望の火」浦上天主堂

28日(土)国際署名県民の会結成 3 周年つどい

30日(月)三役会議、第3 回理事会

10月の予定

4日(金)原爆青年乙女の会集い、被災協運動、歴史継承の打ち合わせ

5日(土)「 国家補償の援護法」学習会 13:30 ~

7日(月)新聞発送

8日(火)~ 9 日(水)日本被団協全国代表者会議 、全国二世交流会

10日(木)日本被団協中央行動

13日(日)県 9 条の会(横山)

15日(火)署名事務局会議

19日(土)東京おりづるの子来訪

23日(水)長崎市被爆 75 周年事業プレゼンテーション、長崎市北部のつどい

26日(土)長崎市民平和大行進 10 時~ 、 医福懇

29日(火)ノーモア訴訟・長崎地裁 11:30 ~