ヒバクシャ国際署名9月17日必着でお願いします!
2016年5月から始まった核兵器廃絶を求める署名は、これまで多くの被災協会員の方々から送っていただいています。また平和を願う市民や団体の方々からもたくさん寄せられ、長崎県民の会では目標の50万筆まで、あともう少しというところまで来ています。
先月、最後の署名用紙をお送りしていますので、ぜひ、ご家族やお知り合いに署名を広げて被災協へ郵送くださ。中央で集約し、国連に送ります。
手元にございましたら、1筆、2筆でもけっこうです。9月17日必着でお送りください。
9月17日締切 送り先:〒852-8115長崎市岡町8-20 被災協あて |
被爆75周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典
コロナ感染防止のため式典は人数500名限定で行われ、被災協から田中重光会長、橋貞夫理事、田中安次郎評議員の他、被爆二世を含め10名が参列しました。
また長崎県内代表は「二世の 会・諫早」の中島宏幸氏、流れ 献花は被爆者の堀場和子氏と 「二世の会・長崎」の垣内和己氏が参加しました。
8月6日の広島市原爆死没者慰霊式典には、長崎市被爆者代表として溝浦勝理事が参列しました。
諫早被災協原爆犠牲者慰霊碑建立
8月8日(土)11時半より諫早市天満町の百日紅公園にて諫早被災協の原爆犠牲者慰霊碑の建立式が50名の参加で行われました。
諫早市の宮本明雄市長、田川伸隆・市議会議長、栗林英雄・鎮西学院理事長、小峰秀孝・長崎被災協副会長が挨拶しました。
原爆で負傷した多くの人々が諫早市へ運ばれ、約500名が火葬された場所です。
森多久男・諫早二世の会会長は故清水多喜男・諫早被災協会長が「遺体を何十人も運んだ」という悲惨な体験を語りました。またこの日、8月8日の8は横にすると「無限」になる、慰霊碑をこれからずっと守ること、被爆の実相を伝え、継承していくことを誓いました。長崎被災協から他に森内實氏、佐藤澄人評議員、柿田富美枝事務局長が出席しました。
(写真 森多久男氏)
被爆75年記念誌「平和を」
被爆75年を記念して、被爆体験や平和への願いなどの原稿を募集し、被災協で作りました。被爆者、被爆二世、三世そして被爆者を支えてきた市民の方々合わせて60名の思いが寄せられています。1冊1,500円、送料84円です。希望される方はお電話、FAX、メールでご連絡ください。
「被爆75年長崎誓いと祈りの夕べ」
8月9日(日)19時半~20時半、爆心地公園で「被爆75年長崎誓いと祈りの夕べ」が開催されました。
前半の30分はアーティストの竹田信平氏と長崎大学の学生たちが担当しました。国立追悼祈念館の朗読の会「永遠の会」12名が爆心地公園に描かれた「声紋・源場」の12人の被爆者の声のスポットに立ち、ドラムとキャンドルの中、被爆体験を朗読しました。150名が参加し、朗読に聞き入りました。
後半の30分は全員で中心碑の前に座り、県民の会の平野忠司氏が「静かに被爆75年を、核兵器廃絶を考えましょう」と呼びかけ、静かに考える時間を過ごしました。そのあと大矢正人氏が県民の会の署名の状況、国際情勢について話をしました。
8月9日献花式
被爆75年という節目の年、8月9日午前9時30分から原爆落下中心地において被爆者1名、被爆二世6名が参加し、献花式を行いました。あの日からこれまでに亡くなられた原爆犠牲者の方々へ黙とうを行い、核兵器廃絶の思いを新たにしました。
8月15日不戦のつどい
8月15日(土)10時半から爆心地公園横の不戦の碑前で「不戦のつどい」が行われ、被爆者など約40名が参加しました。
田中会長が挨拶し、戦争反対、平和を皆で誓い合いました。佐藤直子・「二世の会・長崎」会長は、不戦のつどいで毎年参加者に花の苗を配っていた父、池田早苗理事の活動などについて話しました。
(写真は佐藤直子氏)
マスクが必要な方、ご連絡を
韓国原爆被害者協会では、日本でマスクが不足していた4月、被爆者のことを心配してたくさんのマスクを準備されたのですが、複雑な日韓関係もあり、送ることができず、ようやく8月に日本被団協にマスクが届けられました。そして被災協もいただきました。必要な方はお電話ください。韓国からの温かい気持ちに感謝です。無料
8月の事務局日誌
1日(土) | 国際平和シンポジウム(オンライン) |
2日(日) | 原水禁世界大会国際大会( 〃 反納) |
3日(月) | 田上市長に記念誌完成報告(田中、横山他)、「声紋・源場」お披露目会(田中) |
5日(水) | 被災協資料保存研究会作業、原水禁世界大会・継承分科会(オンライン・柿田) |
6日(木) | 広島平和記念式典(溝浦) |
7日(金) | 新聞発送 |
8日(土) | 諫早・慰霊碑建立式(小峰、森内、柿田、佐藤す)、虹のひろば(オンライン・田中) |
9日(日) | 長崎市祈念式典、「二世の会長崎」献花式、被爆者5団体政府要請(田中、柿田、中元)、国際赤十字・県・市主催シンポジウム(オンライン・田中)、市民団体シンポジウム(佐藤直子)、県民の会「被爆75年長崎・祈りと誓いの夕べ」 |
12日(水) | 国際署名全国交流会(オンライン・柿田) |
20日(木) | 第53回国際署名事務局団体会議、被災協資料保存研究会作業 |
22日(土) | ノーモア訴訟全国会議(オンライン・柿田) |
23日(日) | 第16回三役会議 |
26日(水) | 国際署名街頭宣伝(25名、245筆) |
9月の活動予定
1日(火) | 被災協資料保存研究会作業 |
9日(水) | 第54回国際署名事務局団体会議 |
16日(水) | 長崎市教育長へ75年誌贈呈式 ノーモア訴訟福岡高裁結審 |
18日(金) | 国際署名最終集約日 |
20日(日) | 第17回三役会議 |
熱中症とコロナの感染対策に気をつけて、お身体大切に。気疲れが溜まらないようご自愛ください。
元気に乗り越えましょう。